3 pilots in a resort

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これは まちなみ の にっきちょう です

映画がすき。本、漫画がわりとすき。たまに絵も描きます。

気が向いたときに、気が向いたぶんだけ書くよ。

Author:まちなみ

199X生まれ。女性。

diary

2018.12.17 インセプションを観たよ

諸事情あって更新がすごい久しぶりになりました。ほんとにいろいろありました。

今日は二ヶ月前に見たインセプションの感想を発掘したので、綴っていきたいと思います。

インセプションもメメントと同じでクリストファーノーラン監督の映画です。 今回の映画は有能な男たちが何人も出てくるので、それだけでもうちょっといい気分です。 トムハというんでしょうか…とっても有能です。 ヴェノムは忙しくて見られなかったけどね。

インセプションのあらすじ。

主人公のコブは、他人の夢に入って情報を盗み出すという危ない仕事を行なっているが、何かすごい権力を持ってるらしいサイトーに目をつけられる。ある企業を脅威に感じているサイトーは、コブにその企業を潰すべく社長の息子へ“インセプション”を行えと言う。コブはインセプションには複雑な思いがあったが、引き受けることにする。実はコブは理由あって国を追われ、家族の元へ帰りたいのに帰れない。サイトーはインセプションと引き換えに、コブの過去を揉み消して家族の元へ帰してやるというのである。コブは精鋭メンバーを集め、インセプションに挑む……

【以下、すごくネタバレなので観た人だけ読んでね】

インセプションという難しくてスリルのあるミッションに挑むなかで、ストーリーは徐々にコブの過去や内面へ集中していきます。

じつはコブは自分が行ったインセプションによって妻のモルを亡くしていて、今では自ら創り出した夢の中のモルによって夢の世界に半分繋ぎとめられてます。しかもモル殺害容疑で国を追われたために子供たちに会えず、その孤独な状況が夢のモルの束縛を助長してる。

このようにコブはモルに執着しているんだけれど、一方で「家に帰って子供たちに会いたい」という気持ちがあります。

インセプションの最終段階でコブは自分の夢の中に入ることになり、夢のモルと対峙します。そこで遂に、モルはもう亡くなっていて、夢のモルは本当のモルではないという意思を確立させます。

インセプションは成功し、最後にはコブは家に戻り、子供たちの顔を見ることができます。 しかし、リビングテーブルで回したトーテムは止まらず、それが夢か現実かなのかハッキリと分からない、という終わり方です。

見終わった直後、なんか後味の悪い感じで終わったな〜って思ったのですが、

ネットでレビューサイト読んでたら、あのシーンで重要なのはコブが自ら回したトーテムをもはや見ていないことだ!by監督という記述を読んで、なるほどね…なるほど…と思いました。

トーテムがもはや必要ないというのは、コブにとって、子供たちと再会した世界こそが現実であるということ。

それはつまり、モルの死を認めることが最重要事項であったということですね。再会した子どもたちは夢でも現実でも関係ないのかもしれません。そう考えると、現実の子どもたちは必ずしもコブに会えているわけではないので、寂しい気もするね。

でもコブが最後には幸せを見つけたように、子どもたちも困難を乗り越えて自分なりの幸福を見つけていくのかもね。

シンプルなように見えて難しい映画でしたが、自分は自分にとっての現実を現実とすればよいのだ、ということを私は受け取りました。

あとアーサーがちゅーするところ。最高。

インセプション面白かったよ。以上〜〜

2018.9.24 『The Nice Guys』

久しぶりに時間が取れたからアマゾンプライムで映画を観たよ。ラッセル・クロウとライアン・ゴズリング主演のサスペンスコメディ映画。

ついこの間LALALANDを途中まで観たこともあって、ライアンゴズリングのダメパパぶりから目が離せなかった。

余談ですが、LALALANDけっこう好きな映画なのにどうしても最後まで観られません。はじめのAnother Day of Sun最高。Someone in the Crowd最高。セブとミアの出会いの曲最高。その後ちょっと冗長なんだよね、、、そんでその間に家族が帰宅したりして映画観づらくなったりしてね。でもAuditionの歌唱が最高なので次こそは最後まで観たいな。

-----【以下、微ネタバレ】-----

The Nice Guysは、奥さんを亡くして意気消沈中?というか、お酒大好き・楽してお金を搾り取りたい悪徳私立探偵のライアンゴズリングと、暴力仕事請負人のラッセルクロウが流れでコンビを組み、国家とどっかの産業のスキャンダルを暴くことになっちゃったという映画です。

ちなみにライアンゴズリングには超かわいくて超有能なティーンの娘ホリーがいるので、終始安心して観られます。暴力描写もわりと軽めだったしね。ライアンゴズリング撃たれないし。ラッセルクロウに冒頭で腕折られるけどね。

この映画は、サスペンス、コメディ、ミステリー、クライムのほんと中間くらいにある、というかよくバランス取れてる映画だと思います。冒頭のポルノ女優の衝撃的登場。単なる人探しから国家問題へと徐々に巻き込まれていく感じ。誰を信じていいのかわからない不安定な状況。開くドア、銃声と悲鳴、閉じるドア。面白いです。暴力を手段として用いるラッセルクロウと、殺すのはいけないというホリーの心の交流も良かったです。急に杉リパみを感じた。

各要素逆に物足りない感じもある気がするけど、ゆるい感じで楽しませてくれるいい映画でした。

2018.9.8 『メメント』を観たぞ

今日はヒューマンドラマ的な映画を見て心洗われた気分になろう…… ちょうど『オーケストラ・クラス』とかいう映画が上映されているし。

と思って映画館へ出かける準備をしていたのだが、開始時間を1時間見間違えていた。 間に合わない。ということでアマゾンプライムで『メメント』を観た。

『メメント』は『インターステラー』『ダンケルク』でまち的に大注目のノーラン監督の昔の作品です。 大学の頃サークルでメメント上映会をやったのに、用事で行けなかった思い出もある。

-----【以下、ネタバレがあります】-----

これは、うまくつくられた映画だな〜〜という感想です!

内容は復讐劇。主人公は事件の後遺症でごく短い時間しか記憶が持続しなくなってしまった男。映画はその記憶の持続に沿った、短い何セクションもの積み重ねで構成されている。しかも、終わりから始めに遡る形で。

ひとつのセクションが始まるとき、主人公は記憶を失っていて、自分のいる場所も置かれている状況もわからない。急に知らない人が親しげに話しかけてくる。誰かに追いかけられている途中だったことも。

メモや刺青で状況を把握してまあうまくいった場面もあったのだが、結局はメモに入りきらない情報によってかなり錯乱させられていた。その場で会話全てを書き残すことができないし、そもそもメモする場所がポラロイドの白い余白だけ(!)なので、メモするのは「こいつは信じるな」みたいな超あいまいな情報のみなのである。

鑑賞者は主人公と一緒に時系列を逆に遡っていくため、えっこいつ実は悪い奴だったの〜;;みたいなことがよく起きる。そしてそれを忘れてしまう主人公に対する同情と歯痒さ、少しのストレス。もっとちゃんとメモしとけばいいんじゃないの……と途中までは思っていたが、なんとストーリーを円滑に進めるための故意の欠陥かと思われたその雑なメモり方にもちゃんとした(?)理由が用意されていたのであった。なるほどなあ。よくできた話だなあ。そんなこんなで伏線は最後に綺麗に回収され、話はすっきりと終わった。(しかし後味は悪かった)

ストーリー自体はよくある復讐劇だったのだが、独創的かつ複雑な展開の中で垣間見える、記憶が続かないことへの不安や焦り、またその弱みに付け込んでいいように利用しようとする周りの人の悪性、それを上回る主人公の心の闇……のようなものが、この映画の深みを増している。

『インターステラー』と『ダンケルク』は映像美とリアリティのすごい映画だったけど、『メメント』にはそれとはまた違う良さがあるなと思いました。それでは、おやすみなさい。

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